手づくり布マスクって愛おしい〜人はかわいいものですね〜
こんにちは、ちゅり子です★
世間はだいぶ活気を取り戻してきましたね。
もちろん、まだまだ気をつけなきゃいけませんが、店とか施設など、日常生活が戻ってきて、とってもうれしいです。
みなさん、突然ですが、外出時、
布マスクしていますか??
使い捨てマスク派ですか??
私は、このコロナがはじまってからは、布マスクしか使っていません。
今は仕事をしていないので、
どんな柄のマスクをしていても何にも言われませんし、
洗ってまた使えるので、節約してる専業主婦には、とっても助かる存在です。
そして、私が使っているのは、母が作った手づくり布マスク。
コロナ騒動が始まって、マスクが売り切れ出してすぐ、
手芸の好きな母が、家族分作ってくれました。
柄は落ち着いた色の細かい花柄(リバティ柄に似た感じの)で、ムラサキとグレー。
最初の時期は、柄のついた布マスクをしている人は少なく、少し恥ずかしかった。
なので、街で同じように手づくりマスクをつけている人を見つけては、
「よかった、仲間だ〜」と勝手にホッとしてました。
今ではもう、恥ずかしいどころか、
この母が作ってくれた布マスクがお気に入りに。
ただ、今でも、他の人がつけているマスクを観察するのが癖になりました。
「あの男性のマスク、奥さんが作ったのかな?」
「子供たちは手づくりマスクが多いな。お母さん達はみんな頑張って作ってるのかな。出来た時はみんな喜んだのかな。」
とか、心の中でつぶやいてます。
なんか、使い捨てマスクをしている人よりも、
手づくりマスクをしている人に、勝手に親近感がわくんです。
布マスクの裏の、人それぞれの物語を想像しちゃいます。
本当に突然、
コロナはやってきて、
突然、
みんながマスクを手に入れなきゃいけなくなりましたよね。
マスクが手に入らなかったちょっと前の時期とか、
経済的負担を減らすためとかに、
(マスクの値段下がってきてますけど、まだまだ高いですしね)
誰かが誰かのためを思って手づくりマスクを作る人がいる。
「マスク手に入った?この前、生地を手に入れたから、マスク作ってあげるね」
「この柄があの子に似合うと思うだよね」
「この生地だと少し涼しいから、仕事中でも息しやすいかも」
想像するだけで、人のあたたかさと、生活するチカラを感じる。
みんなで共に、生きていくチカラ。
今では、母の作ったわたし用の布マスクコレクションも増え、
旦那用にもつくってもらい、
夫婦2人で、母手づくり布マスクをつけています。
旦那が手づくりマスクをつけている姿が、
すごくかわいい。
旦那のお母さんからも、
ハンカチで作った手づくりマスクをもらいました。
その時も、とってもうれしく、幸せな気持ちに。
日替わりで愛用させてもらっています。
そんな毎日使う布マスクたちを、
手洗いして、ベランダで干している時も、
とっても幸せな気持ちになります。
人間として生活している事を再確認するというか、
うれしくなるというか。
ある日、隣のベランダをふと見ると、
洋服たちと一緒に、数枚の手づくりマスクが干してありました。
色の違うマスクが、
お天気の中、ほっこりと並んでいる。
その時も、
幸せで、胸がいっぱいになりました。
人が、とっても愛おしいと思った。
「人は、かわいい、かわいいものですね」
コロナで大変な思いをした人もいっぱいいるし、
コロナだけじゃなくても、つらい思いをする事がいっぱいある。
生きていたら、
大変なこと、つらいこと、悲しいことばかり。
だけど、
ふとした瞬間に、
生きていることが、愛おしくなる瞬間がある。
その瞬間を感じることがあるから、
人は、私は、絶望せずに生きていくことができているのかもしれない。
今は旦那と2人で
母の作った手づくり布マスクをつけて、
ゆっくり、ほっこりしながら、
このコロナの時代と、妊活を、乗り越えていきたいと思います。
「人生って、素敵なものですね」