【妊活うつ?】死にたい程どん底だった私の気持ちを救った、3つの行動。

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こんにちは、ちゅり子です★

 

 数日間天気が良かったのに、

また梅雨らしい空になってきましたね。

 

昨日みたいな、まさに「夏!」っていう天気の日は、

落ち込みようがないほど明るい気分にさせてくれますね。

 

雨が降りそうな天気になると、

 

胸がどきどき、動機がしたり、

頭が痛くなったり、

胃が気持ち悪くなったり、

不安な気持ちになったりすることはありませんか?

 

私はしょっちゅうあります。

 

今日もなんだか、一日中何者かに対して、緊張しているような体調です。笑

 

ひとそれぞれみんな、

体調や気分が、

良いときと、悪いとき、

一生の中でも、一年の中でも、一日の中でも、

波はあると思います。

 

 

 

ただ、どうしようもなく、

何をやっても気分が上がらない時ってありませんか?

 

ほんとにもう、どん底の気分になる時です。

 

 

私はそうゆう時が、数か月続いたことがありました。

(正確にはもっと前からだったのかもしれませんが)

 

もがいてももがいても、

全くその場から這い上がることができない。

 

自分の力では、もうどうしようもないと感じる。

 

誰にも会いたくないし、なんにもする気になれない。

 

ふとした瞬間から涙が止まらなくなる。

 

かと思えば、無感情になったり、冷酷な気持ちになる。

 

全てが嫌で、自分も嫌。

 

生きていたくなくて、この世から消えたい。

 

でも死ぬ勇気はもちろんない。

 

 

本当に最悪の気分から、とうぶん抜け出せない時期があったのです。

 

 

どん底になった理由

 

様々な理由が重なったのは間違いないのですが、

 

私の場合、やっぱり一番の理由は、不妊でした。

 

自分に子供ができないという現実を突きつけられる以前は、

全く予想だにしない事。

 

それどころか私は、それまでの人生の中で、「子供が欲しい!」と、強く熱望したことがなかったのです。

 

周りの友達が、「どうしても子供が欲しい!」と、不妊治療を大変な思いで行なっている話を聞いても、

心の中では、「そんなに子供、欲しいんだ。私はそんなでもないな。なんでそんなに欲しいんだろう。私は絶対そこまでしないな。」

と、思っていたほどです。

(もちろん、友達本人には言ってないですよ)

 

今の自分なら、その頃の私と入れ替わって、

もっと親身に、共感しながら話を聞いてあげれたのに!

と、今ではとても後悔しています。

 

きっと私は、心のどこかで、

「自分は絶対にできるだろう」

と、思っていたんだと思います。

 

子供がすごいほしいわけじゃないけど、

きっといつか子供を育てているんだろう、と。

 

その自信のような気持ちは、

少しずつ、少しずつ、崩されていきました。

 

2年以上経ってもできず、

 

やっと妊娠したと思ったら流産。

 

その後すぐにまた妊娠すると信じてたけど、

やっぱりできない。

 

1年後旦那の精子の運動率が悪いことが判明。

 

男性不妊手術と人工授精をしたけどできず。

 

手術をしたにもかかわらず、精子の運動率は最低になり、

人工授精でも難しいと言われる。

 

この流れの中で、

私の心は、

自分でも気づかないほどに、

ボロボロになっていったのです。

 

本当は書きたくもない気持ちですが、

優しくて大好きな旦那に対して、

「私はこの人に、人生を無駄にされた」

とさえ思ってしまうほど、

心が腐っていきました。

 

そして、そんな風に思っている自分を責め、

自分の事までも大っ嫌いになりました。

 

 

それと加えてもう1つ、

自分の家族の間にも、溝ができてしまったことも、私がどん底になった理由があります。

 

不妊治療と仕事で、イライラしていた私は、

小学生の子供がいる妹に、問題が起こった時、強く責め立てて泣かしたのです。

 

私の妹も親も、直接ではないですが、

私を非難しているのを感じました。

 

でも、そのイライラと怒った気持ちは止められず、ちっとも自分が悪いと思いませんでした。

 

それどころか、

「私はいつもつらい思いをしてる!」

「妹は甘えればみんなが守ってくれて、いつもラクに生きてる!」

「あいつは頑張ればどうにかなる事なのに!私は頑張ってもどうにもならない事に立ち向かってるのに!」

「誰もわたしのつらさをわかってもらえない!」

「どうせみんなは、私には子供がいないのにデカい口叩くなと思ってるんだ。どうせ私は子供ができませんよ!できませんよ!」

と、毎日のように心の中でリピートしては、

涙を流して、旦那にあたったりしていました。

 

そして、とどめをさしたのが、

もう1人の妹の出産でした。

 

出産後は、妹も疲れ切ってバタバタし、

もちろん姉の私は、仕事の合間に手伝いに行く日々でした。

 

しかし、なぜか、自分の心と体が、拒否をしていることに、徐々に気づきました。

 

妹の子供はもちろんかわいい。

いや、かわいくなくてはならない。

お姉ちゃんなんだから手伝わなきゃいけない。

親からも、当然のように、妹の手伝いをする事をお願いされる。

妹は毎日のように、育児のつらさと愚痴を語る。出産後の不安定な妹の愚痴を、聞いてあげなければならない。

 

わかってる。わかってる。

 

でも、ある日から、

里帰りの妹がいる実家に行った帰りは、

嘔吐している自分がいました。

 

家族と関わった日は、涙が止まりませんでした。

 

毎日毎日、家族LINEに送られてくる赤ちゃんの写真。

 

表現できないつらい気持ちが、毎日胸をわしづかみしていきました。

 

その頃からわたしは、理由をつけて家族に会わなくなりました。

 

家族の誘いを断るごとに、胸に釘が突き刺さったようでした。

ちゃんとしたお姉ちゃんでいられないことで、家族にとっての自分の価値が、なくなってしまったような気持ちでした。

 

でもそれは、今思えば、

当然の、自己防衛だったのです。

 

 

そして、

旦那の精子の成績が最低値を叩き出し、

「もう人工授精では難しいかも」

と、病院で言われた2日後に、妹からテレビ電話がありました。

 

そこで妹に聞かされたのは、母親である事の愚痴と、もう1人の妹の、わたしに対する愚痴と、

「でも、出産を経験したから、こわいものなくなったよ。」

という言葉でした。

 

今なら、妹に悪気がないのはわかります。(悪気がなくなんでも言っちゃう性格なんです。)

 

でも、その瞬間から、

わたしの心は完全にシャッターをおろしました。

 

そして、「生きていたくない」

と毎日、毎分、毎秒、思う世界に、1人で浸かっていきました。

 

誰のLINEも返しません。

しばらく経って、最低限の返事を送るだけ。

 

電話も出ません。

 

旦那以外の人には会いません。

 

優しく見守りながら話を聞いてくれる旦那に、

「死にたい」

と何度も言いました。

 

本当に毎日泣きながら、

叫びながら、

 

どうする事もできないまま、

最低限の生活だけをして、

月日は過ぎていきました。

 

 

どん底だった私を救った3つの行動

 

1.心療内科に行った

 

そんな毎日をすごしていた私に、 

「病院で診てもらおう」と、旦那が心療内科に予約してくれました。

 

「なんだ、そんな事か」

と思うかもしれません。

 

でもその時の私にとっては、勇気のある事でした。

 

まず、自分が「心の病気かもしれない」と認めること自体が嫌でした。

 

病院に行って、「精神的な病気です」とレッテルを貼られ、薬を出されたりする事に抵抗がありました。

 

旦那以外の人に頼る事ができず、

人を信用もできなくなっていたので、

「他人に話を聞いてもらうなんて嫌だ。どうせわかってもらえるはずがない。人と会うこと自体死ぬほど面倒くさいのに。」

と思っていました。

 

それに、自分が弱いと、認めたくない気持ちもあったと思います。(今は弱さを思いっきり認めてます)

 

でも何の解決策もないままだったので、

旦那に付き添ってもらい、

ネットで調べてもらった、評判の良い心療内科に行ってみることにしました。

 

最初は緊張しましたが、

対応してくれた先生は、優しい雰囲気の女性の先生で、

まず、安心しました。

 

そして、家族構成とか、症状とか、これまでの経緯とかを、ゆっくり聞き出してくれました。

 

流産のこと、不妊のこと、家族のこと、妹の赤ちゃんに無感情になってしまうこと、旦那にあたっていることなど。

 

全部聞いてくれた先生は、

「本当につらかったですね、頑張りましたね。」と、言ってくれました。

その瞬間、思いがけず涙が止まらなくなりました。

 

そして、

「赤ちゃんができない時に、他人の赤ちゃんに無感情になったり、かわいく思えなかったりするのは当然のこと。私でもそう思うと思います。

家族はあなたが不妊治療をしている事を知っているのですか?

あなたは悪くないです。

まず、自分を責めるのをやめましょう。

落ち込むことはしょうがないことです。

家族と距離をとってもいいんです。

そして、旦那さんが受け入れてくれる人みたいなので、旦那さんに愚痴をいってもいいんです。

不妊治療をしている人は、外では出しませんが、みんな家では泣いたり落ち込んだりしています。

中には、叫ぶ人や、ひきこもってしまう人もいるんですよ。

あなたは病気じゃありません。

もし、本当につらくて眠れないとかがあれば、またいつでも来てください。」

と、言われました。

 

私の心は確実に軽くなっていました。

 

「私は病気じゃないんだ。こんな風に、思っていいんだ。同じ思いをしている人が、たくさんいるんだ」と。

 

その日から、落ち込んでふさぎ込んでも、

「大丈夫。この気持ちは、異常じゃないんだ。人に無理に会わなくてもいいんだ。」と思えるようになりました。

 

「先生がこう言ってくれたから」と、

味方がいるような安心感

 

他人に甘える事が苦手な私でしたが、

本当に心の底から、

「病院に頼ってよかった」と思いました。

 

 

 

もし、妊活中などで、誰にも相談できず、

「私、おかしくなってしまったかも」と思っている方がいたら、

病院に頼るという選択肢があってもいいと思います。

 

本当に心の病気になってしまっていたとしたら、

それこそ早く手を見つけてもらえるかもしれません。

 

もちろん、

先生や病院との相性もあると思いますが、

1人で抱え込まずに、他人に頼ってみるのも大切なのかもしれないと思います。

 

今では、心療内科の先生と、病院に行くようすすめてくれた旦那に、本当に感謝しています。

 

2. 毎朝毎晩、ストレッチを始めた

 

「いやいや、どん底の時に運動なんてできないよ」という方、

 

ストレッチだったら激しい運動でもないし、10分程度でも効果があります。

 

絶対にやってみてマイナスな事はないので、数日やってみてください!

 

私は、ストレッチを始めてから、少しずつ気持ちが前向きになっていくのを感じました。

 

ストレッチを始める前の私の体は、ガチガチになっていました。

 

特に上半身。

 

首と肩が固まっていて、常に痛くて気持ち悪くなるくらいでした。

 

そんな私がストレッチを始めたところ、

まず感じたのは、

「息がしやすくなった」ということ。

 

そして体が軽くなっていき、日に日に心も軽くなっていくのを感じました。

 

体調自体がよくなりました。

 

私は、もう2ヶ月以上、

ユーチューバーの石井亜美さんのストレッチ動画を見ながら、

毎朝起きてからと、毎夜寝る前にストレッチをしています。

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1回10分程度でできるストレッチなので、気になる方はぜひ試してみてください。

 

 

本当に心と体はつながっているんだなと実感できます。

 

もし心に効果があらわれなくても、

体にもとっても良いことなので、ストレッチは本当にオススメです。

 

 

 

2. 人のために生きていると実感する

 

「落ち込んでる時は自分のことで精一杯なんだから、人のためなんて無理だよ。」

 

と、思いますよね。

私も思います。

 

でも、みんなの為じゃなくていいんです。

まずは、たった1人の他人だけでもいいんです。

自分以外の、人。

 

そして、すごくささいなことでもいいんです。

 

肩を揉んであげるとか、

道を譲ってあげるとか。

 

大事なのは、その行動を起こした時、

「この人の為になった」

と実感すること。

 

思い返してみれば、

1番つらい時期、

私は自分の事ばっかりを考えていました。

 

「私だけがつらい」

「みんな私が大変なことをわかってくれない」

など。

 

 

どん底から這い上がりたくて、どうにか幸せになりたいと思った私は、

 

「幸せホルモンのオキシトシンというものが脳内に分泌されるには、

人や動物に触れ合ったり、人に親切にしたりするといい」

という事をネットや本で発見しました。

 

ワラにも掴む思いで「親切」を実践。

 

毎晩旦那にマッサージをしてあげて、

「私は旦那のためになってる」と思うようにしました。

ご飯を作っている時なども、です。

 

すると、小さなことなのですが、

私の存在している意味を見出せるようになってきました。

 

私は旦那のためになってるし、

旦那も私のためにいろんなことをしてくれてる。

 

そんな事に気づけるようになってきた時、

 

「もっと人のためになりたい」

とまで思うようになりました。

 

もちろん、自分を攻撃する人とか、だます人とか、

嫌いな人に対してやってあげる必要はないと思います。

 

好きな人とか、大切な人、

街で見つけた少し手伝ってあげたくなった人などからやってみると、いいと思います。

 

私の場合は、本当にこの行動で、少しづつ心があったかくなるのを実感しました。

 

ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

以上が、私がどん底だった時に、気持ちを救った行動です。

 

本当に自分で実感したことばかりですが、

みんながみんな、効果があるかはわかりません。

 

ただ、1人でも、

状況を変えたいと思ったときに、

実践して変わる方がいらっしゃったら、

私も救われる気持ちです。

 

妊活はつらい。

妊活以外でも、生きていたら、本当につらいことがたくさんある。

 

でも、そんな経験が無駄じゃなかったと思える日が来ると信じて、

とりあえず死なずに毎日を過ごしていれば、

絶対いいことはあると思います。

 

私は今では、ギクシャクしていた家族にも理解してもらい、

毎日楽しさや喜びを感じられる時間が多くなってきました。

(もちろんこれから先も落ち込むことはあると思いますが)

 

今つらい思いをしている人も、

いつか幸せだと思える日がきますように。

 

長くなってしまいましが、

最後まで読んでくれた方、本当にありがとうございます。