子供を妊娠・出産した、未来の自分へ 〜手紙〜

こんにちは、ちゅり子です★

 

今日は、

現在不妊治療中の自分から、

「もし無事に子供を出産していたら」の、

未来の自分に向けてお手紙を書いてみました。

 

そんな自分が、

もしかしたらいないかもしれないんだけど、

 

今は50%いると信じて、

 

言葉を残したいと思います。

 

 

 

 

未来の、子供を出産したちゅり子へ

 

お元気ですか?

 

いや、きっとクタクタになっている事でしょう。

 

ただでさえ体力のない私が、子供を産んだら、

きっと命と引き換えばりに衰弱しているのでしょう。

 

男の子でしたか?女の子でしたか?

 

私は女の子の方が若干いいけど、

男の子でも、もちろんうれしいな。

 

誰に似てる?私?旦那?

 

それとなにより、母子共に、健康でいてくれたら、

なにより嬉しいです。

 

 

きっと毎日毎日、

授乳と泣き声に追われて、

イライラしたり、泣きたくなったり、

情緒不安定になって、

旦那に当たり散らしているんじゃないの?

 

ほどほどにしてあげてね。

 

旦那は相変わらずマイペースなのかな?

 

それとも、子供ができて変わった?

 

いや、変わらないか!笑

 

私と旦那の家族はどぉ?

みんな喜んでくれてるのかな?

 

旦那のお母さんは初孫だから、

絶対に喜んでくれてるよね。

 

みんなの喜んでる顔が見れて、

うらやましいな。

 

私達は今、

ちょうど体外受精を、初めて挑戦しているところだよ。

 

懐かしい?

 

何回目の体外受精で出来た子なのかな?

 

今は期待と不安で、毎日いろんな感情になってるよ。

 

未来のちゅり子も、子供ができて、

自由な時間がなくなって、

もしかしたら複雑な気持ちになってるかもしれないね。

 

最悪、「なんで子供産んじゃったんだろ」て思う事も、あったりするのかな?

ないといいけど。

 

でも、もしそんな風に思ったら、

 

思い出してね。

 

今の私と旦那は、その子供を作るために、

泣いたり落ち込んだり、努力したり、いっぱいお金を使ったりして、

本当に本当に頑張ったんだよ。

 

だからもし、ギャンギャン泣いて言うことをきかない子だとしても、

 

大切な大切な奇跡の宝物だから、

大事に育ててほしいな。

 

でも、たまには息抜きをしてね。

 

もしかしたら、

「仕事したい」

とかも思ってるかもしれないけど、

 

私はそんなにいろんなことを両立できるタイプじゃないから、

決断は慎重にね。

 

旦那と2人の時間が作れなくて嫌かもしれないけど、

子供はきっと、すぐ大きくなっちゃうから、

子供が大きくなってから、

充分に2人の時間を楽しんでね。

 

えっ?

 

「そんな私の大変さわかってないのに、のんきにアドバイスしないでくれ。あんたは今自由で、1人の時間もいっぱいあるから、そんな余裕な事が言えるんだよ」って?

 

確かにね。

未来のちゅり子の大変さは、きっと想像を超えてるんだよね。

 

ごめんごめん。

 

でも逆に、

 

きっと、今の私の気持ちを、

すっかり忘れてしまっていると思うから、

 

これだけは伝えさせて欲しいんだ。

 

あなたはきっと、

子供が出来て、嬉しくて、幸せで、舞い上がっていると思います。

 

自分のクローンが出来て、想像もしなかったくらいかわいくて、

みんなに自慢したいと思います。

 

正直、本当に正直、

優越感もあるでしょ?

 

頑張ってやっと出来て、

「私は、子供ができた!」

って叫びたい気持ち、わかるよ。

 

でも、自慢するのは、

自分の家族だけにしてあげてほしいんだ。

 

私の、まだ結婚してない友達とか、

子供のいない友達とかには、

 

絶対に自分から、子供の話をしに行ったりとか、

子供に会わせようとしたりとか、

しないでほしい。

 

もちろん、報告はしてもいいけど、

 

絶対に余計な事は言わなくていいから。

 

きっとみんなは

「かわいいね」と言ってくれると思います。

 

でも、本心から思えないこともあること、

忘れないでね。

 

いや、本心からかわいいと思ってくれていたとしても、

 

あなたが思っている以上に、

友達を傷つけている場合があるから。

 

いや、傷つけていると思ってもらった方がいいよ。

 

出産、育児の愚痴、

言いたいでしょ、きっと。

それと、赤ちゃんとずっと一緒の毎日で、

寂しくなっているかもね。

 

愚痴を言うなら、自分の親か、旦那か、

同じ子供がいる家族や友達だけにしときなね。

 

友達が万が一、

向こうから誘ってくれるなら、

その時は会えばいい。

 

でも、必要以上に会う必要はないんだよ。

 

同じ女である以上、

きっと子供を望まない選択をした人でさえ、

 

絶対に複雑な感情にはなる事を忘れないで。

 

その場では笑ってくれてても、

家で思い返して泣いているかもしれないんだよ?

 

それだけは、絶対に忘れないでね。

 

1番言いたかったのはこの事だけだよ。

 

いろいろ言っちゃったけど

とにかく、おめでとう!

 

もし、余裕があったら、

私に返信してくれるとうれしいな。

 

大変だけど、幸せな毎日を、

私には教えてほしいです。

 

未来のお父さんになった旦那にもよろしくね。

 

 

2020年7月5日

不妊治療中のちゅり子より