【仲良し夫婦にオススメ本】大好き♡益田ミリさんのコミック「泣き虫チエ子さん」
こんにちは、ちゅり子です★
今日は、私の大好きな本、
「泣き虫チエ子さん 愛情編」
「泣き虫チエ子さん 旅情編」
泣き虫チエ子さん 愛情編 (集英社文庫(日本)) [ 益田 ミリ ] 価格:572円 |
泣き虫チエ子さん 愛情編 (集英社文庫(日本)) [ 益田 ミリ ] 価格:572円 |
をご紹介させていただきたいと思います。
この2冊は、どちらとも、
チエ子さんとサクちゃんの、
子供がいない、仲良し夫婦の日常を描いた漫画。
感受性が強いチエ子さんと、優しいサクちゃんの、ほんわかとした物語なのですが、
「えっ?これ、私たちの事じゃない?」と
思えるほど、
リアルで繊細な感情が描かれている物語です。
「愛情編」と「旅情編」とわかれていますが、
ほとんどが2人のかわいい日常のやりとりの話です。
少し大人の仲良しカップルや、子供がいない夫婦に、とてもおススメの本です☆
■「泣き虫チエ子さん」概要
・著者
益田ミリさん(大阪生まれのイラストレーター、漫画家、エッセイスト)
「泣き虫チエ子さん」の他に「すーちゃん」シリーズや、「僕の姉ちゃん」、
「ふつうな私のゆるゆる作家生活」など、数多くのエッセイや漫画を出版されている。
価格:502円 |
価格:506円 |
ふつうな私のゆるゆる作家生活 (文春文庫) [ 益田 ミリ ] 価格:583円 |
・出版
泣き虫チエ子さん 集英社文庫 初版は2011年
・ページ数&読み終わる時間
「泣き虫チエ子さん 愛情編」「泣き虫チエ子さん 旅情編」どちらも、
280ページ程度の漫画で、1時間あれば余裕で読んでしまう長さです。
(後からじっくり何回も見たくなっちゃいますが)
・内容
結婚10年目の、ごく普通の仲良し夫婦、
会社員のチエ子さんと、靴の修理屋さんのサクちゃん。
些細な何気ない日常が、幸せだと感じさせてくれる物語。
■ちゅり子的、心に残った部分と感想(少しネタバレ?)
・チエ子さんも、ちゅり子と同じ、
「妹がいるお姉ちゃん」。
「お姉ちゃんは泣かないの」と言われてきたチエ子さんは、
悲しいことがあっても泣けない子供だった。
でも今は、泣いても当たり前のようにしてくれるサクちゃんがいるから、
泣き虫になった。(愛情編)
この何気ないエピソードは、ちゅり子の胸にグッサリ刺さり、
毎回読むたびに、涙が止まりません。
お姉ちゃんあるある、なのかな。
でも、大人になって、
心を許せるパートナーと出会って、
感情を思いきり出せるようになる。
ある意味自分の家族よりも、
本当の自分を出せる存在に出会えたこと。
改めてそのことが、幸せだと感じました。
・もう1つ、心に残ったのは、「子供がいない」夫婦の心情が垣間見れる場面。
会社の上司に「ずっとふたりでいたらケンカにならない?」とか、
「子供はいろいろ大変だけど、やっぱりにぎやかでいいよ。」
と言われたとき、
チエ子さんは、軽く流します。
そして心の中で、
「わたしと大好きなサクちゃん わたしたちのことは わたしたちの日々は
誰にもわからない わからなくていい」
と、思います。(旅情編)
「本当だな。」と、心の奥底からえぐられるような共感が沸き上がりました。
また、
「もし人生が3回あったら
2回目の人生は、大家族もいいな
そして3回目の人生は
また1回目の今と同じがいいな」
というエピソード。(旅情編)
私、ちゅり子は、(ちゅり子とチエ子さん、ややこしいな。笑)
結婚して、4年半、子供ができません。
何度も、
「もし、子供ができなかったら」
と思うことがあります。
本当は、ずっと2人でも幸せなのです。
むしろ、「ずっと2人がいい」と、思うこともあります。
でも、妊娠するにはタイムリミットもあるし、
長男の旦那に、子供を産んであげたいし、
できる挑戦をしないで諦めることができなかったので、
今は子供を望む形になっています。
でももしできなかったら・・・
その時は、このチエ子さんの本を読んで、
その人生も幸せだと、
改めて感じたいと思います。
■まとめ
とにかく、繊細なチエ子さんが感じる日常の感情や、
サクちゃんとの会話は、本当にリアルすぎて、うなずきながら読んでしまいます。
チエ子さんと違って、あまり物事を深く考えないサクちゃんは、
いつもチエ子さんをつつみこんでくれて、とても優しくて(うちの旦那にもそっくり)
ほっこりする愛すべきキャラクターです。
すごく大きな出来事が起こるわけではないので、
刺激を求める人には物足りない物語かもしれませんが、
日常の些細なことを幸せと感じる繊細な人や、
そう感じたい人には、絶対におすすめの本です。
「これ、私たちのことだよね。」
が見つかるといいな、と思います。
ぜひ読んでみてください☆