【仲良し夫婦にオススメ本】大好き♡益田ミリさんのコミック「泣き虫チエ子さん」

こんにちは、ちゅり子です★

 

今日は、私の大好きな本、

 

「泣き虫チエ子さん 愛情編」

「泣き虫チエ子さん 旅情編」

 

泣き虫チエ子さん 愛情編 (集英社文庫(日本)) [ 益田 ミリ ]

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をご紹介させていただきたいと思います。

 

この2冊は、どちらとも、

チエ子さんとサクちゃんの、

子供がいない、仲良し夫婦の日常を描いた漫画

 

感受性が強いチエ子さんと、優しいサクちゃんの、ほんわかとした物語なのですが、

 

「えっ?これ、私たちの事じゃない?」と

思えるほど、

 

リアルで繊細な感情が描かれている物語です。

 

「愛情編」と「旅情編」とわかれていますが、

ほとんどが2人のかわいい日常のやりとりの話です。

 

 

少し大人の仲良しカップルや、子供がいない夫婦に、とてもおススメの本です☆

 

 

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「泣き虫チエ子さん」概要

 

・著者 

益田ミリさん(大阪生まれのイラストレーター、漫画家、エッセイスト)

 

「泣き虫チエ子さん」の他に「すーちゃん」シリーズや、「僕の姉ちゃん」

「ふつうな私のゆるゆる作家生活」など、数多くのエッセイや漫画を出版されている。

 

すーちゃん (幻冬舎文庫) [ 益田ミリ ]

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僕の姉ちゃん (幻冬舎文庫) [ 益田ミリ ]

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ふつうな私のゆるゆる作家生活 (文春文庫) [ 益田 ミリ ]

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・出版

泣き虫チエ子さん 集英社文庫 初版は2011年 

 

 

・ページ数&読み終わる時間

「泣き虫チエ子さん 愛情編」「泣き虫チエ子さん 旅情編」どちらも、

280ページ程度の漫画で、1時間あれば余裕で読んでしまう長さです。

(後からじっくり何回も見たくなっちゃいますが)

 

・内容

結婚10年目の、ごく普通の仲良し夫婦、

会社員のチエ子さんと、靴の修理屋さんのサクちゃん。

些細な何気ない日常が、幸せだと感じさせてくれる物語。

 

 

■ちゅり子的、心に残った部分と感想(少しネタバレ?)

 

・チエ子さんも、ちゅり子と同じ、

「妹がいるお姉ちゃん」

 

「お姉ちゃんは泣かないの」と言われてきたチエ子さんは、

悲しいことがあっても泣けない子供だった。

でも今は、泣いても当たり前のようにしてくれるサクちゃんがいるから、

泣き虫になった。(愛情編)

 

この何気ないエピソードは、ちゅり子の胸にグッサリ刺さり、

毎回読むたびに、涙が止まりません。

 

お姉ちゃんあるある、なのかな。

 

でも、大人になって、

心を許せるパートナーと出会って、

感情を思いきり出せるようになる。

 

ある意味自分の家族よりも、

本当の自分を出せる存在に出会えたこと。

 

改めてそのことが、幸せだと感じました。

 

 

・もう1つ、心に残ったのは、「子供がいない」夫婦の心情が垣間見れる場面。

 

会社の上司に「ずっとふたりでいたらケンカにならない?」とか、

「子供はいろいろ大変だけど、やっぱりにぎやかでいいよ。」

と言われたとき、

チエ子さんは、軽く流します。

 

そして心の中で、

「わたしと大好きなサクちゃん わたしたちのことは わたしたちの日々は

誰にもわからない わからなくていい」

と、思います。(旅情編)

 

「本当だな。」と、心の奥底からえぐられるような共感が沸き上がりました。

 

 

また、

「もし人生が3回あったら

 

2回目の人生は、大家族もいいな

 

そして3回目の人生は

 

また1回目の今と同じがいいな」

 

というエピソード。(旅情編)

 

 

私、ちゅり子は、(ちゅり子チエ子さん、ややこしいな。笑)

結婚して、4年半、子供ができません。

 

今現在、不妊治療の体外受精に挑戦中ですが、

 

何度も、

「もし、子供ができなかったら」

と思うことがあります。

 

本当は、ずっと2人でも幸せなのです。

 

むしろ、「ずっと2人がいい」と、思うこともあります。

 

でも、妊娠するにはタイムリミットもあるし、

長男の旦那に、子供を産んであげたいし、

できる挑戦をしないで諦めることができなかったので、

今は子供を望む形になっています。

 

でももしできなかったら・・・

 

その時は、このチエ子さんの本を読んで、

 

その人生も幸せだと、

 

改めて感じたいと思います。

 

 

■まとめ

 

とにかく、繊細なチエ子さんが感じる日常の感情や、

サクちゃんとの会話は、本当にリアルすぎて、うなずきながら読んでしまいます。

 

チエ子さんと違って、あまり物事を深く考えないサクちゃんは、

いつもチエ子さんをつつみこんでくれて、とても優しくて(うちの旦那にもそっくり)

ほっこりする愛すべきキャラクターです。

 

すごく大きな出来事が起こるわけではないので、

刺激を求める人には物足りない物語かもしれませんが、

 

日常の些細なことを幸せと感じる繊細な人や、

そう感じたい人には、絶対におすすめの本です。

 

「これ、私たちのことだよね。」

が見つかるといいな、と思います。

 

ぜひ読んでみてください☆