子宮鏡検査で、子宮内膜ポリープが見つかりました。
こんにちは、ちゅり子です★
今年は梅雨が早く明けると言われていたのに、まだ明けそうにないですね。
早く雨が終わってほしいけど、この後待っている猛暑もちょっとこわいですよね。
でもやっぱり、日差しが明るい夏が待ち遠しいです。
昨日ちゅり子は、いつも通っている不妊治療の病院に、
「子宮鏡検査(子宮ファイバースコピー)」という検査を受けにいきました。
子宮内に細いカメラを入れて、子宮の様子を診るというもの。
正直、今までいろんな検査をしてきたのですが、
特に異常はなく、「今さらまた何か検査するの?」という気持ちでした。
どうやら、いつも診てもらっているエコー検査などでは見つからない病変が見つかるかもしれないとのこと。
もうすでに体外受精の為の採卵をして、移植周期に入っているところ。
この段階でまだ調べることがあるのか・・・。
昨日病院に行くまでは、
「別に問題ないでしょ。それよりもまた痛いの嫌だなぁ。」
くらいにしか思っていませんでした。
それは甘い考えでした・・・。
■初の、子宮鏡検査(子宮ファイバースコピー)
「子宮の中に細いカメラを入れる。」と考えただけで嫌ですが、
卵管造影(卵管がちゃんと通っているか調べる検査。子宮内に液体を入れていく)や、
採卵(卵巣に針を刺して卵を採取する)を経験しているので、
それよりはまだ大丈夫なのかなと思っていました。
ただ以前、卵管造影の時に、あまりにも具合が悪くなり、嘔吐し、血圧が下がり、点滴を打たれることになった私としては、ちょっとビビっていました。
なにより、痛み止めの座薬「ボルタレン」を用意されていたことが、私をビビらせました。
「やっぱ痛いのかぁ」
でもそれを乗り越えれば、あとは受精した卵(胚)を移植するだけだし!と、意気込んでみました。
病院に着く1時間前に、自分で痛み止めの座薬を入れ、病院に向かいました。
ちょっと緊張するけど、
「今日の夜は寿司、今日の夜は寿司」と言い聞かせて、病院の待合室で待つ。
しばらくすると、看護師さんに連れられて、着替えたり待機をする専用の部屋に連れて行ってもらいました。
専用の部屋と、専用のガウンがある時点で、ちょっと緊張感が増します。
「検査が終わって何もなければいつも通り血液検査をします。もし何か見つかった場合は、先生からお話があります。」
と言われました。
「いや、絶対何もないよね~。今日も血液検査あるんだぁ」と思いながら、専用の部屋に入りました。
トイレを済ませ、ガウンに着替え、しばらくしたら名前が呼ばれました。
案内された部屋は、採卵をしてもらった時と同じ部屋。
しかも、採卵の時は、ボーっとする薬を飲んでいたので、
薬を飲まず意識がはっきりしている今回は、余計に緊張がはしりました。
いつものように専用の椅子に座りながら、血圧を測ります。
少しいつもより高かったのは、緊張しているせいなのかな。
今回私は、子宮癌検診も受けていたので、まずはそっちから。
もう何年も受けているけど、やっぱり慣れない子宮がん検診。
そしてついに、子宮鏡検査。
「いきますよ~」と先生が言うと、つつーっと細いものが体に入る感覚。
「大丈夫ですか?」と看護師さんに言われた時は、
「これなら大丈夫」と思い、「全然大丈夫です!」といった瞬間、思い生理痛のような痛みが襲ってくる。
「痛いです。」とか弱い声を出したが、誰も聞いていない様子。笑
卵管造影の時と同じ痛さ。何とも言えない、トイレに行きたくなってきたような痛さ。
だけど、頭の中では「今日の夜お寿司、今日の夜お寿司」と再度唱えていました。
するとその時、先生が思いがけない事を言いました。
■子宮内膜ポリープが見つかる
「ポリープがいっぱいありますね。」
とにかくお腹が痛かったので、正直その時は、
「あぁそうですか。」という感想しかありませんでした。
「画面見てみてください。全部小さいですが、ボコボコしたのがたくさんあるでしょう?」
と、画面の方に促されました。
またまた正直、おなかも痛いし、子宮の中の画面も気持ち悪くて見たくないしで、
ボーっとしか画面を見ていませんでした。
そのうえ、「早く終わってくれ。」としか、まだ思いませんでした。
その後、先生がポリープの写真を撮り、すぐに子宮鏡検査は終わりました。
専用の部屋に戻る途中に、看護師さんが、
「では、先生から話があるので、診察の待合室でお待ちください。」と言ったとき、
初めて、「あっ私、異常があったんだな。」と気づきました。
「ポリープかぁ、一年前の健康診断で、胆のうのポリープもあったし、ポリープって良性で小さかったら大したことないんだよね。」
と思いながら、待合室で待つ。
診察室に呼ばれると、先生に、
「ポリープがあるので、まずポリープの除去手術を来週期にします。
その為、来週期も移植はできません。体外受精の場合、ポリープがある場合は全部取り除いてから移植するんです。」
と、言われました。
「はい、わかりました。」と、答えてはいるけれど、
心の中では「手術・・・?今週期も来週期も移植できない?うそでしょ?」と、プチパニック。
「とりあえず今行っているエストラーナテープ(女性ホルモンを補う薬)は中止してください。」と言われ、
「本当に移植周期が一時中断したんだ」と、気づかされました。
帰りの待合室で、近くのコメダで待ってくれている旦那に、
「ポリープあって、来月手術になった。移植が延びた。」と連絡をしました。
雨が降り続く天気のせいもあってか、体が重ーく、心も重ーくなりました。
そんな私を迎えに来た旦那は、さっき旦那がいたコメダに連れて行ってくれました。
なんだかよくわからないけど、寿司を食べる前なのに、コメダのミックストーストをやけ食いしました。
コメダのミックストースト、初めて食べたけどめちゃめちゃおいしい!笑
2人で子宮内膜ポリープをネットで検索すると、
結構、子宮内膜ポリープを持っている人は多いのだそう。
原因は、流産とかホルモンバランスとか、炎症とかいろいろ言われているけど、はっきりはわからないとのこと。
しかし、不妊で悩んでいる人の中に、このポリープを持っている人は多いのだそう。
受精卵が着床するときに、ポリープがあると邪魔になるみたい。
「だったらもっと早くこの検査すればよかったのに。」とちょっと思いましたが、
ポリープは除去してもまた出てくることがあるので、
「ちょうどいいタイミングで見つけて、除去して、移植するために、今なのかなぁ。」とも思いました。
でもきっと、不妊の原因がわからなくて、まだ体外受精で子宮鏡検査をしたことがない人は、もしかしたら子宮内膜ポリープのせいってこともあるかもしれませんよね。
この検査は、自分から言ってしてもらえるものなのかどうかはわかりませんが、
気になる方は、病院の先生に聞いてみてもいいと思います。
もしかしたら、病院によってはもっと早い段階でこの検査をしているところもあるかもしれませんね。
とにかく落ち込んだ私を連れて、ミックストーストを食べたばっかりだけど、
旦那は、はま寿司に連れて行ってくれました。
久しぶりのはま寿司はおいしくて、少し気持ちは重たいけど、元気になったような気がします。
最後に食べた大好きな茶わん蒸しは、最高においしかったです。
家に帰ると、とりあえず横になりました。
とにかく旦那にも、悪くて悪くてたまらない気持ちでした。
今まで、旦那の精子の運動率が低い事ばかりを気に病んでいた私に、天罰が下ったのだと。
「今まで、精子のことばっかり言ってごめんね。私にも原因はあったのに。
私たち、玉わずらいと子宮わずらいコンビだったんだね。」と私が言うと、
「わはははは!わずらいコンビだね。ちゅり子大好き!」
と、のんきに笑いながら、後ろからくっついてくる旦那。
そう、私の旦那は、かなりのんきで明るいのです。
(えっ?バカっぽい?そうとも言えます。笑)
そののんきな性格に、イラっとする日もあるけれど、
今回はすごく気が楽に、そしてありがたく思う私でした。
とにかく今回学んだことは、
「不妊には思いがけない理由が隠されているかもしれない」という事。
私はもうすでに、全ての検査をして、全て万全だと思っていたのに、
まだわからないこともあるんですね。
もしこのブログを見ている方で、不妊の原因がわからず悩んでいる方がいらっしゃたら、「こうゆう理由もあるんだ」と参考にしていただければと思います。
もちろん、子宮内膜ポリープが100%不妊の理由かはわかりません。
しかし、「私は大丈夫だろう」は、男女問わず危険です。
経験者の私だからはっきり言えます。
子供が欲しいかもと考えている方は、とにかく早めに病院でいろいろ検査をしてもらってください。
早いに越したことはありません。
お金はかかっちゃうけど、異常が本当になかったら安心だし、
異常があれば早めに対処できます。
ちょっと偉そうに言ってしまいましたが、本当にそう思っています。
少しでも早く、不妊で悩んでいる方に、子供が授かりますように。