旦那の精子運動率が、過去最低値から最高値になった事について考察してみました。
こんにちは、ちゅり子です★
以前の記事で、旦那の精子の運動率が最低値をたたき出して絶望的になったり、
かと思ったら2か月後には今までの最高値をたたき出したりした内容について書かせていただきました。
【初】体外受精を始めます。~不妊治療を決意したきっかけ~ - ちゅり子ブログ
「いっ、痛い!」初!体外受精の採卵をしてもらいました! - ちゅり子ブログ
今回は、男性不妊の発覚から、手術、その後の所見の中で、
気づいたことを書かせていただきたいと思います。
■男性不妊の判明
もともと、旦那の精子の運動率が悪いという事を知ったのは1年前。
初めて2人で病院に検査に行った時でした。
一度妊娠(流産)をしているんだし、
きっと問題がないだろうと、私たちも思っていたし、
担当の先生にも言われました。
でも、結婚してから妊娠するまで2年以上かかっているし、
流産してから1年半経っても妊娠しなかったので、
そこで初めて検査をしてみたのです。
その結果、旦那の精子の運動率が低いという事が判明。
(正常の下限が40%のところ、旦那は20%)
でもまだ、「精子の状態は、体調によって異なる」と言われたので、
次の1か月後に再度検査をしました。
再検査の結果も同じような数値。
旦那本人も、もちろんかなり落ち込んでいましたが、
私も自分でもビックリするくらい落ち込んでいました。
まさか旦那に原因があったとは。
1mmも思ったことがなかったからです。
変な話ですが、自分に原因があった方がまだよかったような気がします。
本当に嫌な自分の心が、どうしても旦那を責めてしまうからです。
そして、旦那がとてつもなくかわいそうになるのと同時に、
自分の事もかわいそうだと思っている自分がいました。
私は本当に未熟でわがままな人間なのだと、痛感する毎日でした。
そして、男性不妊外来で判明した原因は、
精索静脈瘤でした。
男性不妊の約40%以上に認められるものだそうです。
精巣やその上に静脈瘤が出来てしまい、
心臓からの温かい血が流れ込み、
あまり温度を上げてはいけない精巣の温度が上がり、
精巣機能が悪くなる症状の事だそうです。
そんな事ってあるんだ。と、初めて知りました。
しかし、それは手術によって静脈瘤を取り除けば、
70%の確率で改善するといわれました。
「改善できるのであれば」と、希望が湧きました。
手術にかかったお金は30万円。(保険適用外)
その他診察代などを入れたら、40万円は超えていたと思います。
でも、当時は共働きだったし、
とにかく改善できることがあるならばと、旦那自身もすぐに決意をしました。
でもやはり、旦那も男性なので、プライドがあったようです。
休みが取れない会社なのですが、手術の日に午後休を取らなければならず、
なんて言って休みを取るかで悩んでいました。
「結婚式って言おうかな」と言っていたのですが、
「万が一手術で体調が悪くなったり何かあって、さらに会社を休まなきゃいけなくなったらどうするの?」
と、少し言い争い(私が一方的にですが)になったりもしました。
旦那の気持ちももちろんわかるけど、
もちろんわかるけど・・・
でも正直に会社にも言って、何かあったときは助けてもらうようにした方がいいんじゃないかと私は思ったんです。
正解はわかりません。
結局旦那は、信頼できる上司に本当の事を伝え、こころよく休みをもらうことになりましたが。
手術が終わった旦那に会った瞬間に、ホッとして泣いてしまったのを覚えています。
手術をすることになるなんて、絶対にこわかったと思います。
突然の手術に頑張って挑んでくれた旦那に、本当に感謝と愛情が溢れだしました。
■手術後の精液所見
手術をしても、改善するには3か月かかると言われていました。
言われた通り、しばらくは、
運動率20%台と30%台を行ったり来たりしていました。
でも去年の11月に、初めて下限を超えた、
47%になりました。
また12月には20%台になってしまったんですが、
「きっとこのまま、だんだん良くなっていくんだろうな」と思っていました。
しかし、今年の4月に、
信じられない数値を叩き出してしまったのです。
運動率7%
手術をする前よりもひどくなっていたのです。
「人工授精では、もう難しい数値なので、次のステップに行ったほうがいい。」
と、先生にも言われました。
これにはかなり落ち込みました。
「手術が、失敗の方向にいっちゃったんだ」
と、絶望的な気持ちになりました。
(この時の落ち込みは人生最大)
しかし、その2ヶ月後、
体外受精に挑戦する事になった時に、
なんと64%の運動率という、今まででは考えられない数値になっていたのです。
もしかしたらよくある事なのかもしれませんが、私達には驚きでした。
そこで、運動率が低かった時と、
高くなった時の、旦那の生活習慣を振り返ってみました。
すると、気づいたことがあったのです。
■精子の運動率が悪かった時と、良かった時の違い
気づいたことは3つあります。
1.運動、筋トレの有無
2.プロテイン(タンパク質)摂取の有無
3.休日の数
まず、1の運動・筋トレですが、
旦那は3年前から週2でジムに通っています。(趣味で)
しかし、3月頭から、運動率が最低を叩き出した4月まで、コロナの影響でジムが営業中止になっていました。
その時期は、すぐにジムも営業再開すると思っていたので、家でも、運動をするという事も、全くしませんでした。
もともと痩せ型の旦那が、筋肉が落ちてさらに細くなっちゃったのを覚えています。
しかし、4月から6月の運動率最高値を叩き出す前の期間は、
家での筋トレと、外でのランニング自主トレをしていたのです。
また、2のプロテインも、同様の理由です。
運動をした後だけプロテインを摂取していたので、運動をしてない3月は、全くプロテインを摂取していませんでした。
思い出してみれば、2年前奇跡的に妊娠した時も、
マラソン大会を目指してよく走っていたり、プロテインも摂取していました。
(流産しちゃいましたが)
これは、偶然なのでしょうか?
3の休日の数というのは、
たまたま6月、旦那が多く会社から休みをもらっていた為、
いつもより少しストレスフリーだったのでは、と考えました。
■考察結果
今回の事で私達が導き出した結果は、
「精子の運動率を上げるには、
運動する事と、タンパク質の摂取、ストレス値を下げる事が、本当に大事かもしれない。」
という事。
もちろん私達は専門家ではないので、
はっきりとした事はわかりません。
しかし、7%から64%に上がったのは、ただの偶然じゃないように思います。
もちろんまずは、病院で検査をして、原因があったら改善をしてもらうのが1番です。
しかし、その後出来ることは、
本当に「生活習慣と食生活(摂取しているもの)をしっかり見直す事。」
病院や世間で言われる基本的なことは、
本当に大切な事だったんだと、気づきました。
もし同じ悩みを抱えているご夫婦がいらっしゃって、運動やプロテイン摂取をまだ試されていなかったら、ぜひ試してみてください。
また、ストレスもできる限り軽減ができるといいですね。
良い結果になる事を願っています。