不妊治療中だった過去の自分へ 〜手紙〜

こんにちは、ちゅり子です★

 

以前書いたブログを読み返していたら、

無事に子供を産んだ自分に宛てて手紙を書いた記事があったので、

その頃の自分に返信をしたいと思います。

 

 

 

 

不妊治療中のちゅり子へ

 

お手紙読ませてもらったよ。

書いていた事も忘れていて、たまたま目について読んでみました。

自分で書いた物なのに忘れるものだね。

 

でも、あなたの辛さと苦しさと思いは、忘れることができません。

本当に大変だし辛いよね。

人に会うのも傷つくのも嫌になっているよね。

あの頃は、周りの人から子育ての大変さを聞いて、

子供を授かる事自体も恐がっていたんだよね。

 

私は今、一歳の娘を育てているよ。

2回目の体外受精で授かりました。

 

今1回目の体外受精を挑戦中と書いてありましたが、その挑戦が失敗しても落ち込み過ぎないでね。

 

でもその頃には、「もし子供ができなくても、夫婦2人で楽しいかも」という気持ちも本当に芽生えてきます。

もっと贅沢して、楽しい人生にしようと、ちょっと奮発して買い物を始めたり。

 

そんな中、2回目の体外受精が成功するよ。

 

でも最初は出血があったり、ユッケを食べてしまったり、つわりがひどすぎたりで不安な日々を過ごします。

 

また流産しちゃうんじゃないか、ちゃんと健康な子が産まれるかって、出産するまで心配するよ。

 

でも大丈夫。

産まれた後、肺の水捌けが悪くて別室に連れていかれたり、黄疸になったりするけど、

その後は元気な女の子に出会えます。

 

泣いたことのない主人が、電話越しに泣きます。

 

パパにそっくりで、

本当に本当にかわいくてかわいくて。

月日が経つ度に愛情が増していくよ。

 

夜泣きがつらかったり、大変だったりで涙する事もあるけど、

ほとんどは満たされて、とっても幸せ。

 

私にとっては

育児で大変なことがあっても、

不妊治療している時よりは全然つらくないと、

どんなことでも頑張れるよ。

 

もちろん私たちは幸運だという事も忘れていない。

いまだにかわいい娘が私たちの元に来てくれたことが信じられないと、パパと言い合います。

 

独身だったり、子供がいなかったりするお友達には、

自分から連絡することはしないよ。

今は子供がいる友達と繋がって、いろんな育児の話を共有してる。

 

ママ友も出来ました。

 

今あなたは、人間関係が嫌になっちゃってると思うし、人が嫌いになっていると思うけど、

娘が産まれてきたことで変わるよ。

 

人に助けを求めて、人と繋がって、人と一緒に生きていこうと思えるようになります。

 

すごくつらいあなた、

今でもあなたを思うと胸が痛い。

あまり思い詰めないでね。

 

でもこの先、人生で1番幸せな日々が待っているよ。

天使に会えるのを楽しみにしていてね。