ちゅり子、妊活のために仕事辞めました。
こんにちは、ちゅり子です★
私は、妊活のために仕事を辞めました。
妊活については、
本当に千差万別、いろいろな状況や、考えがあると思います。
「妊活のために仕事辞めるなんて」
と思う人もたくさんいると思いますし、
実際、私も思っていました。
もちろん、仕事をしながら妊活をして、
実際、妊娠してる人も沢山いますしね。
私は、もともと学生のころから、アルバイトや仕事は常にしていないと不安。
(その割には、仕事は転々としてますが)
結婚のことは、一回も憧れたり、夢見たことはなかったけど、
かっこよく仕事している自分は、常に夢に見ていました。
テレビや映画などで、
仕事をしている大人の女性を観ては、
「自分もあんな風にキラキラした女性になりたいなぁ」
と思っていました。
(理想だけは。笑)
それに、大学の奨学金だって返さなきゃいけないしね!
働こう!とにかく働こう!
せっかく女性がのびのびと働ける世の中なんだし。
働いていない自分は、価値のない自分、とさえ思っていました。
その反面、気持ちはあるのに、私は体が弱い。
心と体がついていかず、いつも体調がボロボロになっては、
数年で仕事を辞めていました。
また仕事を始めては、体調を崩し、
始めては、崩し。
私の場合はPMSがひどく、
毎月のように、生理前はかなり具合が悪くなります。
20代後半に知った、
ピルを飲み始めてからは、だいぶ体調が安定し、
結婚してからも仕事は絶対なきゃ!と、
つい最近までは、共働きをしていました。
結婚してからピルは辞めたので、
毎月毎月PMSに苦しめられましたが、
それこそ、「仕事だけは続ける」
という目標を持って、毎日必死に過ごしていました。
それに、仕事は楽しかったんです。
でも、
仕事から帰ってきたら、とりあえず倒れる。
朝起きるときは、地獄から這い上がるように体が重い。
そんな日々を過ごしている中で、
「なんとなく子供ができたらいいな」
「いつかできるだろうな」
と、漠然と思っていました。
そして、頭の中に描いていた理想の自分は、
この仕事を続けながら子供を産んで、
ずっと夫婦で共働きをしながら子育てをしていました。
結婚して2年経っても子供ができず、
「そろそろ病院で調べてもらおうかな」
と思ったいたころ、
突然、妊娠。
そして、稽留流産。
ちょうど仕事も忙しい時期に、流産。
流産した後も、
気を使って、仕事もさほど休めず、
身も心もボロボロに。
それでも、
「流産したってことは、妊娠できるってことだよね」と、
1年仕事を続けましたが、子供はできず。
本音を言うと、流産した時点で、仕事は辞めたかった。
流産したのも、なかなか妊娠しないのも、
仕事をしているせいなのでは?という気持ちになることがあり、悩みました。
でも、頭に刷り込まれた「仕事しなくちゃ」
という気持ちと、
子どもがいるお母さんや、
流産経験のある人が一緒に働いている職場だったので、
「そんなことで仕事を辞めないよね?」
と言われそうで、辞めれなかった。
流産から1年後、やっと病院で検査をしたところ、
旦那の精子に問題が発覚。
そして、男性不妊治療と、人工授精を決意する流れになりました。
わたし側は、
「卵が歳をとっているから、
やるなら早めに、人工授精や体外受精を始めたほうがいい」とのこと。
ずん・・・とのしかかるような、重い鉛を背負ったような、
悲しい感覚と焦りがありました。
(このあたりの落ち込みの様子は、別の記事で載せたいと思います)
仕事は、以前より責任感のあるポストにつき、
ますます忙しくなるばかり。
そして、「どうにかしなきゃ、どうにかしなきゃ」と、
毎日、本やネットで、不妊の改善方法を探す毎日。
そんな時、本屋で見つけたのは、
峯村静恵先生の、
「シーちゃんメソッドで妊娠一直線」と「最強の妊活」という本。
価格:1,540円 |
価格:1,430円 |
たくさんのためになる情報と、
妊娠にいたった方の例などが、たくさん紹介されています。
たんぱく質をしっかり摂ることだったり、
体を疲れさせないことだったり、
とても説得力があり、
「やってみよう」と思うことばかり。
そして、なんとなく心の中にあった、
「仕事をしているから妊娠しないのではないか」
という気持ちがあった私に、
もともと精力・体力がない人は、
妊娠する力を残したほうがいいことや、
そのために、精力を使い切っている仕事を、
捨てる決断があってもいい、
という内容が、背中をさすってくれました。
「バリバリ仕事をして、子供を何人も育てている人だっているんだから」
とか
「もっと大変な仕事をしながら子供を産んでいる人もいるんだよ」
とか
「 妊活という理由を盾に、また逃げるの?」
という自分の頭の中の声や、
周りの声に対して、「反論」することができるようになりました。
人は、みんな違う。
人それぞれ、できることと、できないことがある、と。
もちろん、「逃げている」ということもあったと思います。
ましてや、
「旦那に原因があって、あなたが仕事を辞めても関係がないじゃないか」
と思う人もいるかもしれません。
というか、自分が一番そう思っていました。
でもとにかく、
疲れていました。
仕事が自分的に大変だったのはもちろん、
毎月毎月、生理が来ては、落ち込んで泣いたり、わめいたり。
子作りも、しなければいけないという義務感や、仕事の疲れで、
お互い無理をして、できないことも少なくはありませんでした。
ちなみに、ちゅり子の旦那はとっても優しい人です。
流産をしたときから、
いやむしろ、結婚をした時から、
「仕事は無理をしないで、のんびりしていなよ」
「仕事をしたいんだったら、パートとかで時間を減らして、
ゆっくりする時間を増やしたら?」
と言ってくれていたんです。
自分を追いつめていたのは自分。
自分を追いつめているから、
旦那にも厳しくあたる。
自分の事を大切にできない私に、
旦那も幸せにすることができない。
これから産まれてきた子供も、
幸せにすることができるのだろうか。
と、本気で考え方を変えることができました。
仕事を辞めると決意、会社に伝えてから、
半年間仕事をしていました。
すぐに辞めたら迷惑がかかると思っていたのと、
これからかかる不妊治療代を、少しでも稼いでおかなきゃ、と思ったから。
今思えば、
もっと早く辞めていてもよかったのかなと思います。
会社は私一人が辞めたところでどうにでもなるし、
お金ももちろん大事だけど、それよりも大事なものがあるのに。
仕事は選ばなければいつでもできるけど、
子供を作るにはリミットがある。
時間は戻ってこないから。
だけど、
仕事を辞めたからって、子供ができる確証はどこにもない。
仕事も手放して、母親にもなれないかもしれない。
そう考えるとすごく怖かった。
実際、仕事を辞めて半年経った今も、まだ妊娠はしていません。
でも、「あの時もし仕事を辞めていれば」
と、後悔することはもっとしたくありませんでした。
それが、私が妊活のために仕事を辞めた理由です。
もちろん、「私は仕事をしながら妊活する」という人も、
全力で応援します!
実際私の周りにも、仕事を続けながら妊活して、
授かった方がいます。
仕事を辞めることを推奨しているわけではないです。
ただ、もともと体力がなくて頑張りながら妊活をしている方や、
「仕事を辞めたほうがいいのかもしれない」と悩んでる方がいらっしゃれば、
「ああ、こうゆう選択肢をした人もいるんだな。」
と、少しでも考える参考にしていただければうれしいです。
今は栄養をたくさん摂って、
ゆっくり体を休ませて、のんびりと過ごしています。
何より、イライラしたり、へとへとになったりすることが減り、
体力的にも精神的にも余裕がでてきました。
(もちろん落ち込むことはあるけど)
旦那に対しても、以前よりは少し優しくなったと思います。笑
そして、私が家事とか料理をしっかりするようになって、
旦那もラクになったと言っています。
(以前は旦那にもやってもらっていたので)
もちろん、金銭的に余裕はなくなってしまったので、
節約をするようになりました。
(たまに贅沢しちゃうけど)
妊活と不妊治療はまだまだ続くかもしれないけど、
妊娠することはできないかもしれないけと、
この先の充電期間として、
今は、旦那に甘えて、のんびり休ませてもらってます。
今の期間に、
料理とか、ブログとか、
今までできなかった事に、マイペースにチャレンジして、
妊活・不妊治療を頑張っていきたいと思います!
妊活・不妊治療をされている方、一緒に頑張りましょう!
そして、
どんな人生の選択をした女性も、男性も、
みんなが幸せでありますように。